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6種複合免疫療法

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6種複合免疫療法は、私たちの体の中にある免疫細胞を使った療法です。
採血によって免疫細胞を取り出し、培養して活性化・増殖した免疫細胞を、点滴により体に戻します。
そのため副作用が少なく、患者様の体への負担も小さくすることが可能です。
採血の分量は約30㏄と少量で、治療は20~30分で済みます。
入院する必要がないため、患者様の生活のリズムを変えることなく治療を行うことができます。

6種複合免疫療法
(外部リンク)

 

~6種複合免疫療法とは~

がん免疫療法の1つで、私たちの体の中にある免疫細胞を一度体外へ取り出し、活性化・増殖させて体内へ戻し、がんと闘う力を増強させる療法です。 それぞれ役割が異なる6種類の免疫細胞が1つのチームとなって働くことで、より高い効果を目指します。

~採血と点滴による治療~

6種複合免疫療法では、30㏄の採血により一度体の外に免疫細胞を取り出し、6種類の免疫細胞を培養によって同時に活性化・増殖させます。約3週間の培養により、1,000~2,000万個だった細胞が、20~50億個にまで増殖します。活性化・増殖した免疫細胞を点滴の形で投与し、再度体の中に戻します。

~6種複合免疫療法に含まれる細胞の種類~

6種類の免疫細胞はそれぞれ異なる作用を持っており、チームプレイで効果的にがん細胞を攻撃します。
6種類の免疫細胞のそれぞれの作用は、下記の通りです。

  1. 樹状細胞…がん情報を他の免疫細胞に伝え、攻撃指令を出す
  2. NK細胞…がんを発見次第、攻撃する
  3. キラーT細胞…樹状細胞からの指令を受け、がんを攻撃する
  4. NKT細胞…他の免疫細胞を活性化させる
  5. ガンマデルタT細胞…他免疫細胞が見落としたがん細胞を攻撃する
  6. ヘルパーT細胞…他免疫細胞のサポートを行う

~6種複合免疫療法の治療有効率~

1クール6回の治療を受けたがん患者様の腫瘍の大きさを医師が判定し、進行抑制率は約79%(380名中300名)という結果になりました。

~論文に掲載された6種類の免疫細胞の有効性~

2023年に発表された論文で、1種類の免疫細胞より、6種類の免疫細胞の方がより多くがん細胞を破壊した研究成果が掲載されました。
詳しくは、下記のリンクをご参照ください。

https://dici.co.jp/news/123/

~治療可能ながん種~

6種複合免疫療法では、免疫細胞にがんを攻撃するための情報(ペプチド)を提供することで、一部の血液がんを除くほぼすべてのがん種に対して攻撃が可能です。6種複合免疫療法では胃がんや膵臓がん、肺がん、乳がんといった一般的ながんに加え、骨肉腫や脳腫瘍など治療が難しいとされるがんや、耳下腺がんなどの希少がんに対しても治療の実績があります。

~6種複合免疫療法の特長~

1・副作用が少なく、負担が小さい
6種複合免疫療法は、患者様ご自身の免疫細胞を活用した治療法です。採取する血液は少量で済み、入院の必要もございません。体外で培養し、活性化・増殖させた免疫細胞は、点滴によって体内に戻します。治療時間は20~30分程度と短く、副作用も少ないため、患者様の肉体的・精神的負担が軽い治療です。

2・特許技術に基づいた厚生労働省許可の培養施設
6種複合免疫療法で利用する細胞培養技術は、日本と韓国で特許を取得しています。また、免疫細胞の培養は、厚生労働省から許可を受けた細胞加工センター(CPC)で行います。高度な安全管理体制と衛生管理の下で細胞培養が実施されています。

さらに詳しい情報をご希望の方は、下記のバナーをご覧ください。


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